2人が本棚に入れています
本棚に追加
「今回は本当だもの!嘘ついてませーんっ!」
「今回はって…はいはい。信じます、信じますー」
いかにも面倒臭い、という風にキッチンに向かう。夜ご飯のしたくの途中だったようだ。
「あーっ!!信じてないな!?知らないからね!後悔するんだから!」
リビングで子供のように母が叫んでいるが、本当に面倒臭くなったのか由美は反応しない。
「由美ちゃんの親不孝者モノ!うわああんっ」
ひとりで盛り上がり、自室に走り去っていった。
「えっ!ちょっとご飯!!……明日の朝ご飯トマト入りサラダに決定」
由美はまたはぁっと溜め息をつきながらキッチンに戻っていった
最初のコメントを投稿しよう!