僕の名前は

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「シロップいたー!」 と、部屋の扉が開くなり花純ちゃん。 「優兄ぃ。ママと純兄お買い物に出掛けちゃったから、花純シロップと遊ぶのー。優兄も一緒に遊ぼっ」 と、無邪気に言う花純ちゃん。そんな花純ちゃんに優也くんは微笑むと 「ごめんね花純。僕はテストダメだったから勉強しないと。シロップ。花純と一緒に遊んで来な」 と言います。 本当にいいんですか? と視線を一つ。 「ほら。早く行っておいで」 「シロップ~。おいで~」 ならば 行ってきますよ と一言行って、純也さんが帰って来るまで遊ばされた僕はくたくたになりました……
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