34人が本棚に入れています
本棚に追加
さてさて。
子どもたちがみんなお風呂を終えて、最後に純也さんがお風呂場から帰って来る頃には、純くんと花純ちゃんがうとうとと微睡んでいました。
「花純疲れた……」
「純も」
二人がそう言うと、純也さんが
「じゃあ二人ともパジャマに着替えるんだ」
と言います。
三兄妹みなパジャマに着替えると、純也さんのところに集まります。
「優也はまだ眠くないのか?」
「うん。まだ」
「花純……眠い」
と、花純ちゃんは限界間近。純くんも直ぐにでも寝てしまいそうな勢いです。
「パパ……抱っこ」
「よーし。おいで。ほら、純も」
そう言って純也さんは花純ちゃんと純くんを抱き上げて、子ども部屋へと行ってしまいました。
最初のコメントを投稿しよう!