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桃城「遅刻って言ったの。」
わたしは背中に何か伝っていくのがわかった。
由紀「どぉーしようっ!遅刻も欠席もしたことないのに、おばあちゃんがもし知ったら怒られてしまうよー!」
私は大きな声で叫んでみた。
が、後ろからついて来る桃城君はというと。
桃城「あはははは。なんだよそれ~!俺なんか毎年遅刻だぜ?1日くらい、どうって事ないよ。」
と、そんなデタラメを言う桃城君を見て、私はスタスタと早歩きで桃城君に、
由紀「桃城君と違って私はそんなに気楽じゃないの。もうすぐテストだし、いい高校入れないから。」
と言ってやった。
桃城君は何故か、黙って私の後ろからついて来るだけだった。
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