01、呼んだけどお呼びでない

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夢。 誰しも夢の一つや二つはあるだろう。 まだ俺が特撮ヒーローを信じていた頃の夢と、宝くじの一等は全部宝くじの会社の役員がせしめているんじゃないかと疑っている今の夢とではおそらく全く違う夢だろうことは言うまでもない。 正直なところ自分で言っておきながら昔の夢なんて覚えていない。 夢なんて歳をとるにつれて変わるものだろう? それでも変わらず同じ夢を見てるやつが野球選手やら歌手やらになっているのだろう。 俺にはそんな根気も才能も意志も無い。 夢という名の無いものねだりか、もしくは趣味を仕事によろしく、現状を夢にするのが限界だろう。 大して思い入れも無いが昔からの夢だったかのように振る舞う。そんな感じ。 ぐだぐだと語っているがこの話に特に意味は無い。ただ間を埋めてるだけである。 俺は起きて見る夢より寝て見る夢の方が好きだ。好きな時に好きなだけ寝ていい。それが俺の今の夢なのだ。
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