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「何しに来たんだ言ってみろ」
美久が俺の部屋にいることは日常茶飯事である。それは認めよう。
ただそれを容認した覚えは無い。容認していないのだから抵抗の意志を見せるのも当然と言えよう。
「んー?えーっと、そう何しに来たか考えに来たんだよ」
「なんだそのドヤ顔は、なんの答えにもなっていないからな」
手のつけようの無い阿呆である。何処かの何かに阿呆と真面目に話しをするな、どちらも阿呆に見える、と書かれていた。俺は先人の教えを受け入れこの終わりなき議題に幕を下ろした。
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