30人が本棚に入れています
本棚に追加
錦戸より渋谷の躰は、小さくて細い
抱き締めても抵抗がなかったので、唇を近付けると、すんなり受け入れてくれたが、それだけ。
唇が触れているのにも関わらず、微動だにしない
錦戸はすぐ唇を離した
無表情な渋谷に、ざわつく心臓
「す…ばるくん」
「亮…、俺、もう無理や」
口を開いたかと思えば、渋谷の口から出た言葉は、自分達の関係を拒否する言葉
錦戸は、ギュッと渋谷を抱き締め、震える口を開いた
最初のコメントを投稿しよう!