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「ごめんなさい‥緑の気持ちには答えられない」
俺がそう言った瞬間に、緑はまた再び涙を流し始めた。
俺も緑の手を
更に強く握りしめた。
「うん‥っ、わかってる‥
気持ち‥悪い、よね‥っ‥」
「ううん、違うよ。聞いて?
確かに同性愛は認められないかもしれないけど、俺は気持ち悪いとは思わない。
緑の気持ちは嬉しかった。
ただ俺に、緑という選択肢が無かっただけなんだ。
俺も緑のことは好き
でもそれが、メンバーとしてか恋愛対象としてかって言われると
‥それはごめん、やっぱりメンバーとしてだと思う
でも、知ってる?
ライクはラブに変えることが出来るんだよ」
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