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------昼休み
「悠花食べよーう!」
お弁当を片手に持って2つに結んだ髪を揺らしながら私に話しかけた。
彼女の名前は佐藤 桃
この学校に来てからはじめて出来た友達で私の親友である。
私は彼女に返事の変わりに机をセッティングしはじめた。
桃は自分の席から椅子を持ってきた。
いつも桃とはたわいもない世間話を話している。
恋愛話をする桃は目がとても輝いていた。
桃は今片思い中の男の子がいるらしい。
親友として桃の恋は応援したいのだ。
桃はお弁当を開けてウインナーを口にほお張りながらいきなり私に尋ねてきた。
「ねぇー。悠花ってnixiやってる?」
nixiって
「聞いたことはあるけどやってないよ。」
私がそう言うといきなり彼女は立って驚いた顔をしながら話し出した。
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