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「すみません…!道路が混んでいて…初日から遅刻なんて…
あ!申し遅れました!
私、桐谷と言います!!」
ぜぇぜぇ言いながら現れた、その桐谷さんは顔も可愛いけど、声もキラキラしている方だった。
周りに薔薇のフレームでも似合いそうな桐谷さん。
一瞬、見惚れてしまったけど、すぐに頭を切り替えて私も話をした。
「いえ、事故にあったりとかではなくて本当に良かったですよ。私は桜庭香渚といいます。宜しくお願いします(^-^)」
私も軽く自己紹介をして「さっそく…」と桐谷さんを店のバックルームへと導いた。
そこで、エプロンを渡し、新しいタイムカードを取り出した。
「これがタイムカードになりますので、出勤したらこの機械にザクッと入れてタイムカードをビビッと打ってくださいね」
私の説明は、よく変な表現が入って幼い(笑)
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