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「まあ、これで意味もわかった事だし、改めて官能小説、宜しく頼むぜ」
「えー…俺エロなんて…、見るのは好きだけど書くのはどうかなぁ」
「大丈夫だって。お前これ見る限り文の才能あるもん。いいやつ、期待してるぜ」
今の一言に俺は再び舞い上がり、この日から官能の研究を続け、何作か執筆もした。
―数年後、俺が小説家を諦め普通のサラリーマンになったのは言うまでもない。
官 能 小 説
官…じゃなくて完。
《あ、ちなみに卒業後に彼女とは結婚した。まぁこれならいいっしょ、俺の人生。》
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