官 能 小 説

官能との出会い

という訳で、俺は次の日大学の友達にどんな小説が売れるか聞いてみた。

｢あー。そういやぁお前、小説書きたいとか言ってたよな｣

｢そーなんだよ。どんなジャンルが今売れるのかな？｣

｢そりゃあ俺は官能小説を書いて欲しいなぁ｣

｢かん…のう？｣

｢いいやつ頼むぜｗまさか書きたくない訳じゃないよな｣

｢……え、ああ、うん、書くよ。頑張るよ｣

｢おう、じゃあ頑張れよ。俺は帰って官能ゲームでもするかｗｗ｣

そういって友達は帰ってしまった。

…俺は言いそびれてしまった。

官能小説を知らないことを…………。