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スーツ姿の二人は忙しそうにお店を出てってしまった。
あの美男子はまた来てくれるだろうか?
もう会えないのだろうか?
せめてアドレス聞いとけばよかったー!!!
あ、でも小嶋さんに聞けばいいのか。
いやそんなお恥ずかしい事‥。
考えてるうちに私は海野さんに聞いていた。
「さっきの小嶋さんのお友達って知り合いですか???」
「あぁ宇田ちゃんの事?メガネかけてた人でしょう?」
「はい‥。」
「宇田ちゃんも昔この店で働いてたんだよ!」
「そうなんですかぁ~。」
どうりで知り合いな訳だ。
ハッ!!!!!!!!!!
私は後になってから「別に興味ないですけど。」オーラをむんむんに放出した。
あんな美男子がこんな私を好きになる訳がない。
まさに論外だ。
だいたいむこうは小嶋さんと同い年。
16才の私からしたら4才も年上だし。
夢のまた夢。
私には恋なんて無縁だ。
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