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こんなやり取りが1時間くらい続いた。
そして最後に
「どうせ君は暇人なのだろう!?」
半泣きになりながら叫んできた。
……ああ、確かに俺は暇人だよ?
けどさ、別にどうせなんて言わなくてもよくない?
どうせ暇人ですよ…俺なんて。
ああ、涙がでそうだ。
そして……
「確かに俺は暇人です!暇人ですとも!!いいでしょう!!勇者でもなんでもやりましょう!!暇人なのだから!!!」
……言ってしまった。
感情に身を任せて。
多分言わない方がよかったかもしれない。
いや、言わない方がよかったな。
でも、ま、いいかな。
ここにずっといてもどうせ暇だし。
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