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コンビニまでは約５分
夏美は後ろで
｢速ーい！｣
｢楽しー！｣
｢あはは｣
とうるさいくらい騒いでいた。
景色がゆっくり流れていく…
本来タンデムは気を使って走るからオレは余り好きじゃない。
現状、これしか足がないので仕方ないときはこうやって人を乗せるのだが普段は好き好んで乗せることはしない。
ましてや女の子を乗せて万が一事故ったらと考えると…
｢まぁ夏美だからイイか…｣
｢なんか言ったぁ？｣
夏美には聞こえてなかったようだ
コンビニに着くとタバコと缶コーヒーを買ってガラガラの駐車場の輪留めに腰掛けタバコを吸いコーヒーをすすった
夏美は隣の輪留めに腰掛けナタデココのジュースを飲んでいる。
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