an encounter

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「あぁスマン、スマン…でどんな50がいいんだ?」 おっちゃんは少しつまんなそうにオレに尋ねてきた 「オレはよく分からないからその娘に聞いてくれますか?」 オレは夢中になって600やら1000のスーパースポーツを眺めている夏美を指差した。 「なるほどな…乗るなとは言わないが、もしあの子が乗るなら道に出る前にしっかりとバイクの恐さを叩き込めよ…。」 おっちゃんはスーパースポーツを嬉しそうに眺める夏美を見て恐怖を感じたのだろう。 少し真面目になるとオレにそう諭し夏美の元へ向かった。
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