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―10年後―
レイは10年バズーカにあたって10年後にきていた。
レイは煙りが薄くなってきた事を確認し目を開いた。
レ『ここは…?』
「レイ?」
後ろから声が聞こえレイは振り返った。
レ『アリア…様?』
ア『そっ。あ、でもあたしは10年後のアリアだからね?っていうかここ10年後の世界だよ』
レ『そう…なんですか。』
ア『ボンゴレリングは?』
レ『アリア様がもっています』
するとアリアは「そういうと思った」といい説明をはじめた。
ア『今この時代はミルフィオーレファミリーがほとんど支配してるの。それで、ミルフィオーレファミリーはボンゴレリングを手に入れるためあたし達を消そうとしてるの。』
レ『そんな…!!』
ア『それであたし達の関係者が何人も殺られたわ。そしたらね、あたし達のボスが…ボンゴレリングを砕いてすてちゃったのよ』
アリアが笑いながら話しているのに対し、レイは真剣に聞いていた。
ア『ボンゴレリングが…ミルフィオーレを倒す最後の希望だったのにね…。』
レ『……』
ア『戦いの火種になるくらいならないほうがいいなんて…笑っちゃうよね』
その言葉を発したときのアリアがレイにはとても悲しそうに見えた。
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