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「この殺生丸と共にこい」
そう言われて西国のお城までついて行ったりん
初めは他の妖怪たちに受け入れられず、いびられたりしていたが2年も経った今では大分受け入れられ、それなりの待遇をされるようになった
それでも人間を城に入れることに,,,しかも連れてきたのかあの殺生丸ということに戸惑いながらも反発する妖怪がいなくなった訳ではなかった
「邪見さまっ!!」
「おぉあなたは確か大臣の,,,,,」
「なぜあのような娘をここに住まわせるのです!!いくら殺生丸様の旅のお連れとはいえ私、この城に人間を入れるなどということが許せませぬ!!」
「まだそのような事をおっしゃるか。もう2年、他の者はほとんど受け入れとるではないか」
「しかしながら,,,,,,,,,」
「,,,,,,,,,,,,何の話だ」
邪見は背筋が凍る思いで声の主のほうに振り返った
「せっせっ殺生丸様!!!!こちらにいらっしゃっていたのですかっ??」
「,,,,,,,,,,,りんの事か」
「こっ,,この大臣が,,,,,,,,」
「おそれながら殺生丸様。私、この城に人間を迎え入れたこと、どうしても納得ができませぬ!!」
「,,,,,,,,,,,私の命令が聞けぬと申すか?」
「そのようなこと、まかり間違ってもございません!!しかし,,,,,」
「ならばよいだろう。この城でこの殺生丸の命令こそ絶対,,,,,違うか?」
「おっしゃる通りでございますがっ!!!」
そう言いすてて殺生丸は通り過ぎて行ってしまった
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