それからの日々

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翌日学校に行くと 椅子に座った瞬間 僕は思わず立ち上がった 椅子の上に水がまかれていたのだ 先生がくる前に 教室の雑巾で急いで拭き取った なんとか拭きおわって 一安心していた 教室に先生が入ってくる 水を拭き取った雑巾を見つける そして一言 「雑巾濡らしたアホはどいつだ」 生徒たちは口々に答える 「拓海です」 先生は僕を捕まえ 廊下に連れていく 「なんで濡らしたんだ?」 そう問われるが 正直に答えられず お茶をこぼしたと嘘をつく お茶の臭いはしなかったが 先生は教室に入れと促した 教室に戻ると何も無かったように 1日が始まる 席につきノートを開く 明らかにページが少なかった 無理やり破った跡まであった 憤りを感じるが どうすることも出来なかった それからも いじめは続いた 何度も血を流した 一番酷かったのは 二回の教室から 突き落とされたのだ 低かったのと 地面が土だったおかげで 大きな怪我はしなかったが しばらく痛みは消えなかった
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