第11章

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【アースラ、ブリッジ】 クロノは重い表情でリンディと向き合っていた リンディ「それじゃ、クロノもそう思っているのね」 クロノ「はい、僕だけじゃなく…レインも同じ思いだと思います」 リンディ「レインさんもクロノと同じなのね」 クロノ「この戦い…次が最後になります」 それを聞いたリンディは重い表情になった 目を閉じて、何かを考えているようだ 目を開いた後、クロノに聞いてきた リンディ「レインさんのケガの具合はどうなの?」 クロノ「レインのケガは良好です。今すぐとは行きませんが…3日もすれば万全な状態になるかと」 リンディ「そう、それじゃ…」 クロノ「はい、決戦は3日後です」 3日後 それがこの戦いの最後の日 リンディ「そう、それならアースラも万全な状態にしないとね。それと、クロノ…あなたも」 クロノ「はい、僕はレインと一緒に行きます。一緒にあいつらの飛空艇に乗り込みます」 答えるクロノにリンディは小さく笑っていた リンディ「そう言うと思ったは、クロノ、レインさんの事好きだもんね」 その言葉を聞くと、クロノはたじろいでいた クロノ「ち、違います!僕はレイン達だけだと心配だから着いて行くだけです!!」 リンディ「それを好きって言うんじゃないの?」 リンディはニヤニヤと底意地の悪そうな笑みを浮かべていた クロノ「だから、違いますって!!」 必死で否定するクロノだったが、明らかにリンディはその状況を楽しんでいた リンディ「私は別にいいのよ…クロノがそういう道に走っても!どんなクロノになっても私の大切な息子何だから!!」 両手で顔を覆い、わざと泣き真似をしている そんなリンディを見たクロノは クロノ「はぁぁぁ…」 頭を抑え…とても深いため息を吐いていた
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