第11章

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その頃、部屋に戻ったなのははベッドで横になっていた 夜も遅いため、もう寝ようと思い、パジャマに着替えてベッドに入ったが… なのは「眠れない…」 もう10分以上ベッドに入っているが、一向に眠気が来なかった 眠れない理由、なのはは何となくわかっていた あの時に、レインが言った言葉と、自分が感じた気持ちが気になって眠れなかった… 眠る事をあきらめて、ベッドから体を起こした時だった こん、こん… 控えめなノックの音が部屋に響いた なのは「はい…」 こんな時間に誰だろう?と思いながらも、なのはが応対すると フェイト「なのは…起きてる?」 フェイトだった なのは「フェイトちゃん?待っててすぐに開けるから」 なのははベッドから降りると部屋の電気を着けて、扉を開けた フェイトがはにかみを浮かべながら、なのはの顔を見ていた フェイト「ごめんね、こんな時間に……」 なのは「別にいいけど…どうしたの?」 フェイト「その…レインの言葉が気になって…眠れなかったの…そしたら、なのはに急に会いたくなっちゃった」 照れたように微笑むフェイト そのフェイトに釣られてなのはも微笑む なのは「私も眠れなかったんだ。ちょうどよかったよ」 それを聞いて安心したのか、フェイトは微笑んだまま部屋に入って来た なのは「あっ…」 なのはが何かに気づいたように声を上げた フェイトが後ろを向くと フェイト「あっ……」 はやてが部屋の前に立っていた はやて「お邪魔やったかなぁ?」 はやてが冗談のように笑う 2人は何の事か分からずに普通に答えていた なのは「全然邪魔じゃないよ」 フェイト「はやても来たんだね」 はやて「うん、何か…眠れへんでなぁ。うちも入ってええか?」 なのは「うん、いいよ」 はやて「ありがとうなぁ」 そう言うと、はやてもなのはの部屋に入って来た
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