第11章

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レインは夜風に当たる為、外に出ていた あの後、なのは達との食事を終えたレインはなのは達と別れ、1人になっていた レイン「全部話たよ…かなで…これでよかったのか」 その一人言に答える人は誰も居ない 風に流される草木の揺れる音だけが聞こえる 誰も居ない真っ暗な林道を1人で歩く レインの気持ちは揺れるていた かなでや自分の事を話たせいで昔の事を思い出していた 前はかなでと一緒にこんな夜道を歩いた者だった 戦争中でも夜は静かで落ち込んだ時等は少し周りを歩いていた でも、そのかなでは今は居ない… 誰も居ない横を見ると、少し溜め息がもれた レイン「はぁぁ…」 何でこんな気持ちになっているのかは理解している かなでの事を思い出したからだ 寂しいと言う気持ちがないとは言い切れない ただ、それだけじゃない気がする その気持ちが分からない為レインは1人になっていた 少し位ならいいよな…1人になっても そう思った時、人の気配を感じた 少し時間はさかのぼり フェイト「ねぇ、本当にするの?」 なのは「本当だよ。だって気になるじゃない」 フェイト「そうだけど…」 なのはとフェイトは声を抑えながら話ている はやて「あ、動いたで」 2人の影に隠れていた、はやてが言うと なのは「行こう」 なのはが動くと フェイトとはやてもそれに続いた 少し進んで止まるとフェイトが慌て言った フェイト「ねぇ、やっぱり止めようよ…こんなこと」 なのは「もぉ、フェイトちゃんだって気になるでしょう。レイン君の事」 フェイト「そ、それは気になるけど」 はやて「2人共…あんまり声を出したら気付かれるでぇ」 はやての注意を聞くと、2人は声を抑えた そして、気付かれてないか様子を伺うと 気付かれてないようだった 安堵の息が思わずもれる 再び、ゆっくりと歩き出す なのは達が何をしているのか… なのは「レイン君…何で急に…」 そう、なのは達はレインの後を着けていたのだ 食堂で見た時の表情が気になったなのはは、レインが食堂を出た後に、自分も後を着けるように食堂を出た 少し遅れて…はやてが、それを止めるフェイトが着いてきた はやて「1人で外に出て、何を考えているんやろうなぁ」 なのは「分からない…だから、着けているの」 物影に隠れてながらレインの様子を伺っていると 3人「ッ!?!?」 レインと目が合った
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