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ピタッ
シベリアンの動きが止まって
顔を上げて、キョトンと俺を見た
…まぁそうなるよな
いくらシベリアンハスキーに似てるって言っても
一応←人間だし
おすわりはまずいよな…
ま、いいか←(いいんかい!)
とりあえずシベリアンの頭を撫でる
やっぱ犬だし(違います)
止めたんだから褒めないとだよな?
「…いい子…」
シベリアンのふわふわな銀の髪を撫でながら
優しく言ってみる
だけどシベリアンの顔は更に困惑しているみたいで
(まさかシベリアンて…)
「…シベリアン……ハスキー?」
(俺…?)
困惑しながらも、少しずつ状況を理解しようとしていた
.
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