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「……で、ここが守里君の部屋だよ!」
一応部屋には着いた。
だけどこの部屋の前まで来るのにずっと喋っていた紫苑。
そしてこの部屋は3階の真ん中。
長い間話かけられて、面倒臭がりの守里は
苛々が積もり積もっていた
「…………。」
何で一々話かけるんだ?
益々シベリアンと似ても似つかない
ガチャ
無言でドアを開けて、灰紫を呼ぶ
「……おいで」
「………(俺の部屋隣なんだけど…)」
と思う灰紫だが
嬉しいのか、少し微笑む守里に連れられて中に入る
「灰紫は隣だろ?」
…つもりだった
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