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「んぐぅ…ッ」
ドロドロと放たれた大量の欲望は
勢い良く放たれ、
守里の意思は関係なく、喉を流れていく
「ゲホッゴホッゴフッ」
苦しくなった守里が口を離すと
白く濁った液を吐き出す
「ゲホッ…ハァ…ハァ…治……った………?」
苦しく息を吸いながら
灰紫のモノを見る
「………まだ…。」
大量に出したにも関わらず、灰紫のソレは
先ほどよりも、更に大きくなっていた
「…ハァ…ハァ…ん…頑張る…から…」
それを見た守里は焦り、
出したばかりの灰紫のモノに唇を寄せる
しかし、
それを灰紫は止める
「…?…辛い…でしょ…?」
辛そうな灰紫を見て、
もう一度唇を寄せようとするが、
それもまた止められる
「…カイ?」
俺が飼い主なんだ
ちゃんと治してやらないと…!
そう思うが、尚も自分を止める愛犬を見て聞く
「俺……どうすればいい?」
それを聞いた灰紫の瞳が
妖しく光る
.
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