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「…何してんの?…あんた誰…?………カイ、そこに正座。」
とりあえず、疑問に思った事を一気に言い、
駄犬を正座させる。
「「……。」」
胸倉を掴みあっていた二人は
大人しく手を離し、
灰紫は黙ってその場に正座した。
「さすが守里君っ!」
キラキラ目を輝かせ
俺を見ている紫苑先輩。
だが
俺はそれどころではない。
正座する駄犬の正面に立ち、
ゴンッ!!
人からそんな音が出るのか疑わしい音が
部屋に響いた。
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