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「…あ~…えっと…守里君?」
さっきまでも状況が把握できていなかった紫苑は
何故灰紫が怒られているのかもわかっている筈もなく、
またまた困惑中。
「…狂犬は…何で大人しくなってんだ?」
困惑しているのは紫苑だけではなく、
さっきまで自分に噛み付かんばかりだった灰紫が
守里に対しては大人しくしているのを見て、
ビックリ仰天中。
「…?…何が?……変…?」
そんな二人を見て、守里は
灰紫を犬としか思っていない為、
躾をしただけなんだけど…
こいつらはしないのか?
と、的外れな事を思っていた。
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