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ポロンッ
リュウジュ「おい!!!いきなり、ポロリすんな!!早くしまえ!!」
石川「あぁすまんな」
リュウタ「なんだ…今のは…」
関谷「ワシのポロリかと思って、期待した皆に申し訳ない」
リュウジュ「誰も期待してねーし、ポロリもすんな」
リュウタ「てか、最初の登場で全裸だったやつのポロリして何の意味があるんだ」
リュウジュ「確かに」
関谷「……ニヤッ」
エイジュ「おーい!!おーい!!」
ジム戦後、リュウジュのワニノコとポッポをポンスターセンターへ連れて行ったエイジュがエラを…いや、声を張り上げて走って来た。
石川「ちっ…戻って来やがった…」
リュウジュ「いや、戻って来ないと、俺のワニノコも戻って来ないし。困るし」
石川「そんなの知るかよ!!!何なんだよ!!」
リュウジュ(何でキレた…)
リュウタ「んで、何だ?」
エイジュ「何かな、何かな。何だと思う?」
関谷「酢飯」
エイジュ「ちげーよ!!意味不過ぎだろ!!」
リュウジュ「良いから早く言え」
エイジュ「何かな、この町にマダツボミの塔っていう、修行僧が集まる塔があるみたいなんだ」
リュウジュ「ほうほう、それで?」
エイジュ「え、だから、行こうって」
リュウジュ「ふざけんな!!塔ってアレだろ?今まであえて言わなかったけど、見えてんだよ!!何あれ、高くね?馬鹿じゃね?絶対に行かないからな」
関谷「ワシが行きたいって言っても?」
リュウジュ「尚更行かねーよ!!」
石川「俺が行きたい、って言ってもか?」
リュウジュ「当たり前だろ。そんなn…」
石川「……」
リュウジュ「……」
石川「………」
リュウジュ「………」
石川「…………」
リュウジュ「すいません、行きます。石川さんが行きたいなら、行きます」
こうして一行はマダツボミの塔に向かって歩き出した。
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