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一方その頃、リュウタと関谷は…
関谷「痛い…絶対死ぬって…」
リュウタ「出そうなの?」
関谷「痛い……」
リュウタ「何やねんもー!!さっきから痛い痛いしか言わへんやんか!!いい加減にせぇや!!」
関谷「お腹痛いし…気持ち悪いし…皆死ね…」
リュウタ「アイツら早く帰って来ないかなぁ」
お腹を抱えてうずくまる関谷を横に座り込むリュウタ。彼に医者を呼ぶという選択肢はなかったのか。
リュウタ「おっぱい」
残念ながら彼の頭にはエロしかなかった。
少しすると、見覚えのある女性が目の前を通り掛かった。
コギト「うわっ」
リュウタ「あー、こんにちは」
コギト「貴様ら、また私の邪魔をする気なのか…」
リュウタ「な訳ないじゃないですか。自意識過剰にも程がありますよ。おっぱいが小さいから良いものの…」
コギト「くっ…ムカつく…ッ!!」
関谷「気持ち悪い……ヴォエッ…」
コギト「えっ…何なの…どうしたっていうのコイツ…」
リュウタ「ぼんぐり食べて、お腹ギュルギュル」
コギト「……ふん!!私にあんなお粗末な物を見せた罰ね!!いい気味じゃない」
リュウタ「やめろ馬鹿!!」
コギト「乗りなさい」
リュウタ「は?」
コギト「こんな下等で、屑で、お下劣で、残念で、お粗末な男の、苦しんでる姿は見るに堪えないわ。私も丁度、病院に向かうところだったから、ついでに連れてってあげる」
リュウタ(ツンデレうっぜぇ…二次元だけにしとけよ…大体、こいつ坊さん吹っ飛ばしてたやん…)
コギト「早くしなさい!!」
リュウタ「はーい…関谷」
関谷「無理…動けない…」
リュウタ「腹立つわぁ~」
コギト「相当悪そうね」
関谷「うぅ~…ヴォエッ」
リュウタ「しゃーない、背負ってやるから、乗れ」
関谷「………」
コギト「…………」
関谷「ヴォオオオオオオェエェエエエエエエエ!!」
ビチャビチャ
ビチャビチャビチャ
リュウタ「………」
関谷の吐瀉物はリュウタの背中にクリーンヒットした。
コギト「………」
リュウタ「………おい」
コギト「………何よ…」
リュウタ「何なんだよ…これ…」
コギト「知らないわよ…」
リュウタ「早く風呂場に連れてけ」
コギト「何で偉そうなのコイツ…」
関谷「吐いたらスッキリした!!」
リュウタ「お前は死ね」
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