ヒワダタウン Rの彼らとヤドンの尾

6/13
前へ
/111ページ
次へ
一方その頃、リュウタと関谷は… 関谷「痛い…絶対死ぬって…」 リュウタ「出そうなの?」 関谷「痛い……」 リュウタ「何やねんもー!!さっきから痛い痛いしか言わへんやんか!!いい加減にせぇや!!」 関谷「お腹痛いし…気持ち悪いし…皆死ね…」 リュウタ「アイツら早く帰って来ないかなぁ」 お腹を抱えてうずくまる関谷を横に座り込むリュウタ。彼に医者を呼ぶという選択肢はなかったのか。 リュウタ「おっぱい」 残念ながら彼の頭にはエロしかなかった。 少しすると、見覚えのある女性が目の前を通り掛かった。 コギト「うわっ」 リュウタ「あー、こんにちは」 コギト「貴様ら、また私の邪魔をする気なのか…」 リュウタ「な訳ないじゃないですか。自意識過剰にも程がありますよ。おっぱいが小さいから良いものの…」 コギト「くっ…ムカつく…ッ!!」 関谷「気持ち悪い……ヴォエッ…」 コギト「えっ…何なの…どうしたっていうのコイツ…」 リュウタ「ぼんぐり食べて、お腹ギュルギュル」 コギト「……ふん!!私にあんなお粗末な物を見せた罰ね!!いい気味じゃない」 リュウタ「やめろ馬鹿!!」 コギト「乗りなさい」 リュウタ「は?」 コギト「こんな下等で、屑で、お下劣で、残念で、お粗末な男の、苦しんでる姿は見るに堪えないわ。私も丁度、病院に向かうところだったから、ついでに連れてってあげる」 リュウタ(ツンデレうっぜぇ…二次元だけにしとけよ…大体、こいつ坊さん吹っ飛ばしてたやん…) コギト「早くしなさい!!」 リュウタ「はーい…関谷」 関谷「無理…動けない…」 リュウタ「腹立つわぁ~」 コギト「相当悪そうね」 関谷「うぅ~…ヴォエッ」 リュウタ「しゃーない、背負ってやるから、乗れ」 関谷「………」 コギト「…………」 関谷「ヴォオオオオオオェエェエエエエエエエ!!」 ビチャビチャ ビチャビチャビチャ リュウタ「………」 関谷の吐瀉物はリュウタの背中にクリーンヒットした。 コギト「………」 リュウタ「………おい」 コギト「………何よ…」 リュウタ「何なんだよ…これ…」 コギト「知らないわよ…」 リュウタ「早く風呂場に連れてけ」 コギト「何で偉そうなのコイツ…」 関谷「吐いたらスッキリした!!」 リュウタ「お前は死ね」
/111ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加