ヒワダタウン Rの彼らとヤドンの尾

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薄暗い井戸の中を進む三人。途中途中にロケット団に出会ったが、次々と石川が破壊していった。 リュウジュ「しっかし長いな…」 エイジュ「もうこのジメジメした雰囲気が嫌」 R「イー!イー!」 石川「オラァ!!」 ヤドン「ヤアン」 石川「オラァ!!」 リュウジュ「今ヤドン殴った?」 石川「いいえ」 リュウジュ「そうですか…」 エイジュ「でも確かにさっきから見るヤドン…皆尻尾がないね…」 リュウジュ「ロケット団の奴らはヤドンを見付けて、尻尾を取りながら奥へ進んでるみたいだな」 石川「腹減ってるっつーのに!!何なんだよ!!」 R「イー!イー!」 石川「死ねオラァあ!!!」 ドッ R「いぃいいいいいい!!!」 リュウジュ(イライラしてる…) 暴力という形で、空腹の苛立ちを露骨に表現する石川と距離を置きながら、リュウジュとエイジュは歩を進める。 しばらくすると、大勢の人の声が聞こえてきた。 リュウジュ「おっ…遂にロケット団の本山か…?」 エイジュ「結構いそうだけど大本山かな…」 リュウジュ「案ずるな、石川にかかればどんな大軍も無勢に等しいから」 エイジュ「そうだね!!!」 リュウジュ「ばっ…大声出すな…!!」 R2「誰だ!!?」 エイジュ「あーあ…見付かっちゃった…」 リュウジュ「お前のせいだろ…ッ!!」 R2「怪しいガキ…いや…20歳くらいとおぼしき奴らめ!!此処で何してやがる!!」 リュウジュ「何って?俺達は!!お前達を成敗するためにやって来たんだよ!!」 エイジュ「爺さんの敵討ちだ!!無念の内に死んで逝った爺さんの怨みを俺達が代わりにお前らにぶつけにやって来たんだ!!」 リュウジュ「そうだ!!爺さんは死んでないけど、つまり…そうゆう事だ!!」 R3「…もう一人のそこの男も仲間か!?」 石川「………」 R3「何とか言いやがれ!!」 石川「俺は…俺は腹が減ってるんだ……俺は!!腹が減ってるから、此処に来たんだよぉおおおお!!!俺の食料を返せこのゴミクズ共ォ…」 R2「な…何なんだコイツ…」 エイジュ(改神モード…) リュウジュ(破改神モードだ…) ?「落ち着きな君達」 エイジュ「誰だ!?」 声のする方を見ると、そこには少し年配の威厳を漂わせたスーツを着込んだ男がいた。胸のRバッチからしてロケット団の一員と見える。 ?「私はロケット団幹部の……何だっけ。えーと…作者が名前あったかどうかも忘れたみたいだ…」 リュウジュ「えぇ~…」 石川「オラァ!!!」 ドフスッ 幹部「ぶぶぅッ!!」 石川「名前がないやつなんかに負けるか。それとリュウタは後で、制裁だな」 リュウジュ「あーあ…」
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