8人が本棚に入れています
本棚に追加
石川「俺は何の考えもなしに【ひのこ】を放ってた訳じゃない」
ツクシ「えっ!?」
関谷「ナス…まさか何か作戦があって!!」
石川「俺の狙いは周りの木々への引火!!まもなくこのジムは炎に包まれるだろう」
エイジュ「うわぁああああ!!火事だよ!!こりゃただの火事だよ!!」
石川「この炎が燃え広がる前にバトルを終わらせるに為には、【かげぶんしん】で逃げ回る事は許されないな」
ツクシ「早期決着に持ち込むとは…僕のストライクの【れんぞくぎり】も回数を増す毎に威力が上がっていく技と知っての作戦ですか…っ!!」
石川「それは知らんけど」
関谷「凄いよリュウタ!!こんな戦いも一応書けるんだね!!」
リュウタ「う…うん…(実はもう書けないから、ジムごと燃やそうと思ってただけなんだけど…)」
エイジュ「いいの!?続けて!?これはジム戦どころじゃないよ!?一旦中断しようよ!!」
石川「うるせぇ!!」
ドスッ
エイジュ「へぁあ!!」
ツクシ「そうです。これは僕の至らなさが生み出した現状…甘んじて受けます!!さあ石川さん!!決着をつけましょう!!」
石川「よかろう。かかってこい」
関谷「どうなるの!?どうなるの!?」
リュウタ「だぁー!!うるせーな!!俺も今書きながら考えてんだ!!」
ストライクは素早い動きで火之嵐に接近すると、その鋭い鎌を振り下ろした。
石川「避けんな!!」
火之嵐はその鎌を避けず、小さな左肩で受け止めた。大量の血が吹き出す。
ツクシ「なっ!?」
エイジュ「アイツの火之嵐のガッツすげぇえええ!!」
石川「捕まえたぞ。【ひのこ】だ!!」
ストライクが鎌を抜く間もなく、火之嵐は多量の【ひのこ】を浴びせる。
ツクシ「ストライク!!」
燃え盛るストライクは大きな叫び声をあげ、その場に倒れた。
石川「勝ったな」
関谷「あぁ」
ツクシ「くっ…戻れストライク!!……僕の…負けです…やはり僕はまだまだ弱い…」
石川「いいや、お前は強かったぜ。ただ俺はもっと強いストライクを知ってるからな」
ツクシ「…やっぱりカントーの覇者は伊達じゃないですよね…これが僕のバッチ…インセクトバッチです」
関谷「カメムシみたい!!」
リュウタ「そういう事言うんじゃねーよ!!」
ツクシ「それとこれがわざマシンです。中身は【れんぞくぎり】。効果は先に言った通りです」
エイジュ「この下りさ…周りの炎消してからやんない…?」
リュウタ「まぁそうだな。此処はリュウジュのワニノコの【みずでっぽう】で………アイツいねぇや…」
一同は必死でその場から逃げ出した。
結局、ジムは焼け落ちた。
最初のコメントを投稿しよう!