黄金色

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毎晩毎晩 ハイボールで 酔ってんだよ。 酔って おまえを 思い出しては おまえにも 誰にも言えなかった 俺の想いが おまえとあいつが 再会した日に あいつがはまった 渋滞みたいに 胸いっぱいに 詰まるんだよ。 皮肉だよな。 ライトに照らされた ハイボールも、 おまえのギターの チューニングペグと おんなじ色で キラキラ キラキラ 光りやがる。 おまえの うたってる時の姿 そっくりにな。
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