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私は無識で仕方ないが(引用者注:無識とは厳密には、無学歴のことだが、著者の謙譲表現だろう)、お前の学校のためだったら、親は泥水すすっても、学校へは行かせてやる。いつもそう言った。
総聯は過去を忘れる天才である。
私の娘と息子が小学生だった時代は、日本人学校の小学生が朝鮮学校は怖いと、通学路を迂回させていた時代である。
息子は、なんで、半分朝鮮人なのに、朝鮮人にいじめられるのか、朝鮮学校に転校したいと、泣いて訴えたことがある。
あいつらは、ほっとけ。日本の勉強が出来なかったら、日本では生きて行けんのやで、おかあちゃんみたいに、他人の肉焼いて自分は肉食えない、哀れな朝鮮人になりたいんか!
喧嘩で勝負が決まるのは、子どものうちだけ、おとなの勝負は勉強やで!
朝鮮学校のやつら、どんなに頑張っても、日本の大学に行けんのやで。医者にも先生にもなれんのやで。まあ朝鮮学校のニセモンの先生にはなれるが。
朝鮮学校の先生には失礼ながら、私は朝鮮学校の先生をニセモン呼ばわりして、子どもを励ました。
朝鮮学校のもう一つの欠点は、自分は両班出身との嘘からスタートし、その両班が日帝に潰されたとの作り話を放置する事である。
子どもたちは日本で育っている。高度な資格社会で。
自分は食い詰めて日本に来た。学歴も資格もなかったから、いちばん惨めな下層社会を歩いた。お前にはそんな苦労させたくない。勉強しろと語っても、子どもは親を軽蔑したりしない。その方が良いのだ。日本では!
私の長女は高校教師である。
長男は、整形外科医である。
子どもの教育には成功したと思っている。無識オモニが出来る事は、みなしてやったつもりである。
長男は、大学進学に際し、焼き肉屋の息子では、私立医大は無理だから、国公立限定の制約を食った。
大阪市立大学の同和推薦枠を狙ったが、解同は拒否に出た。成績条項か、報復人事かはわからない。
息子は、志望校を下げ、和歌山県立医科に合格した。
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