2, 特訓

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「よし、みんな魔源盤は出来たようだね」 ヒョウ先輩は、ホイッスルをくわえた。 ピ―――ッ 一斉にスタート! 俺は、スタミナも魔源盤もけっこう自信があるほうだ。 最初の1周は、1周どれくらいで回れるかのペースの確認と他のメンバーの速さの確認だ。 「よし、これぐらいなら…」 俺は1周半が過ぎたぐらいに、ペースを上げた。 他のメンバーから、一歩リードしている。 「おっ!やるじゃん」 ヒョウ先輩を含めた、数人が俺の横に並んだ。 さすが先輩たちだ。 でも、 俺も負けないぜ! 3周半ぐらいに、俺はさらにスピードを上げた。
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