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「よし、みんな魔源盤は出来たようだね」
ヒョウ先輩は、ホイッスルをくわえた。
ピ―――ッ
一斉にスタート!
俺は、スタミナも魔源盤もけっこう自信があるほうだ。
最初の1周は、1周どれくらいで回れるかのペースの確認と他のメンバーの速さの確認だ。
「よし、これぐらいなら…」
俺は1周半が過ぎたぐらいに、ペースを上げた。
他のメンバーから、一歩リードしている。
「おっ!やるじゃん」
ヒョウ先輩を含めた、数人が俺の横に並んだ。
さすが先輩たちだ。
でも、
俺も負けないぜ!
3周半ぐらいに、俺はさらにスピードを上げた。
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