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「室内だから、ちょっと出すくらいでいいよ」
「分かった」
手のひらに魔源を集中させて………
よしこれぐらいかな?
手を前に出し、魔源波を放つ。
俺は雷の魔源だから、バチバチッっと電気のような魔源波が手のひらから30cmぐらいでた。
「スゴーい!1回で出来たね」
「これ、どうやったら止まるの??」
俺の魔源波は止まる気配がない。
「ん?ちょっと待って…」
知らないのかよ!
ノートから魔源波について探しているアクアを見て、心の中でツッコむ。
「あった!!魔源波を潰すように手をグーにするんだって」
アクアも手を前に出し、グーにして見せた。
言われた通りにグーにして、そっと手のひらを開けてみると、
魔源波は止まっていた。
これ、実戦中に忘れたらヤバイな
と思いつつ時は過ぎていった。
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