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翔は階段を急いで上がり、壁の上へと駆け上がった。
壁自体の厚みは二メートル程で、上の部分はネズミ返しの様に、外側に少し出ている。
そのおかげで、寝転がる事が出来るので、スナイパーライフルを使うにはもってこいだった。
しかし最後に到着した翔の班にはあまり良い場所が残っていなかった。
おっ!
翔が何かを見つけた。
「悪いけどお前達は適当な場所を見つけてくれ。」
そう言い残し、呆れる部下を無視して翔は壁を進んで行った。
部下達は場所取りを諦め、近場で準備をすすめる。
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