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無意味の排除されたクリアな世界。
どこまでも広く
どこまでも狭い
どこまでも退廃的な
【無色】
母なる大海も
仰ぎ見る大空も
踏み締める大地も
すべてを覆う大気も
何も無い。
ある意味では汚れのない、ひたすらに純粋な、何も無い世界。
仮にこの空間に一つの生命がいたとして、一体どれ程の時間を耐えられるのだろうか。
そんなIFを考えるのも馬鹿らし程に、この世界は生命にとってそぐわない。
無い無いずくめの無色の世界。
そんな世界に有るものも有る。
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