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朝から夕方まで授業…、休みのひは模擬試験。毎週やってくる英単語テストに英語構文のテスト…漢字テストに古語のテスト。英語の予習、数学の宿題。気がつけば高校三年生に進学していた。受験生といわんばかりの日々にうんざりしていた。
ここは女子校。どこを見渡しても女の子ばかり。毎日わいわい騒ぎあっている。
何か新しいことがしたい、変化がほしいとおもってすごしていた。
私は高校二年生の頃処女を捨てた。
当時の私にとってセックスは未知であり、 大人への第一歩であると誤認していた、私が初めてセックスした男性はインターネットで知り合った一つ年上の社会人だった。
初めてのディープキス…吐き気がし、セックスはいたかったことしか覚えていない。セックスが終わるとさっさとホテルをでて相手との連絡を絶った。今覚えているのは相手の下の名前だけ。
帰りのバスの中初体験が想像を絶するものだったため自分のしたことに後悔をした。
その頃からだろうか…町行く大人がみんなセックスをしているかと思うと鳥肌がたつほどだった。
あれからちょうど1年。バスを待っているとサラリーマン的な男性が近寄ってきて
「かわいいね。本番なしでいいから5でどう?」と話しかけてきた。
きょとんとした私の顔をみて、なおしつこくいってきた。
「ビィトンの財布かってあげようか?」
その時初めて言葉の意味が分かり
「いりません」と言い放ちその場から逃げた。
その日を境になんだか色々なことが起こるようになった。
仲のいい一つ上の先輩からのメールがあった。先輩は明るくてちょっと不良ちっくなところが私のあこがれであった。
メールには「マイー(^-^)元気?今週の金曜日の6時半から9時半まで暇してない?お願いがあるんだ」と。
すぐに返信
「暇ですよ。どうされました?😌私も久しぶりに先輩にあいたいです」
それから3時間が経過した頃返事があった
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