一章 魔王ゼロス

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地球の広い草原にソル達が現れた。 祐二「みんな!!」 地球で待っていた仲間達はソル達に駆け寄った。 ミントは辺りを見渡した。 風が吹いており、人々が歩いていた。 ミント「あら?次元城はどうしたの?」 シオン「さっき…ジャックが来て、お城が欲しいって言ってたから、ジャックにあげたの…」 沙希「なんでもゾンビって人が住む家を欲しがっているって言ってたよ」 次元城が地球上から消えたけとで、次元城から出ているタイムの魔法の効果が消え、時が動きだしたのである。 ルミカ「そうだったの。ところで、ジャックって誰?」 ルミカは首を傾げた。 シオン「私の召喚獣…。異世界でお兄ちゃん達と知り合ったの…」 その時、美月はふとソルに背負われて気を失っている真也に気付いた。 美月「お兄ちゃん!!!」 美月はソルに駆け寄った。 美月「…あれ?」 美月はソルの脇に抱えられている、自分よりも小さな少年を見て首を傾げた。 ソル「美月。詳しい事は後だ!真也は怪我をしているから早くミントの家に帰るぞ!」 そうして一同はミントの家に向かって走り出した。
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