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ゼロスの歌はギターソロに入った。
ゼロス(ふんっ、なかなか強くなってるじゃねぇか)
ゼロスは少し微笑んだが、すぐに目を鬼のように尖らせた。
ゼロス「堕天使ども!!何負けてやがんだ!!!負けたらきさまら死ぬよるも恐ろしい現実を見る事になるぞ!!!」
そのゼロスの言葉を聞いて焦る堕天使達は、魔法によって自信のパワーをさらに上げ始めた。
ソルは隣のミントに向き直った。
ソル「そろそろ終わらせるか。ミント!」
ミント「えぇ」
ソルとミントは大剣と杖を掲げた。
ミントは何かの魔法を詠唱すると、大剣と杖の先に巨大な光の柱が現れ始めた。
ソル&ミント「双技!!!ホーリーセイヴァーーーー!!!!!!」
ボガンッ!!!!
ソルとミントはそれぞれの武器を振り下ろし、光の柱を堕天使達に当てた。
この攻撃で多くの堕天使の姿が消えたが、まだ50人ほど残っていた。
ルミカ「次は私達の技を見せてやりましょ!」
ルミカは隣のミナツに話しかけた。
ミナツ「リョウカイシマシタ。ルミカ」
ミナツはマシンガンのような発砲で、堕天使達を銃で撃ち始めた。
発砲を止めると、ルミカは姿を消し、堕天使達は青く細長い光によって斬り刻まれていく。
その後、ルミカは50人に分身し、堕天使達一人一人の前に現れた。
ルミカ「双技!」
ザシュ!!
ルミカ達は一斉に堕天使達を斬り上げた。
堕天使達は宙を舞う。
ミナツ「ガンパレード!!!!!」
ミナツは銃から小型の大砲の玉を発砲し、玉は堕天使達に直撃した瞬間に大きな爆発を起こした。
堕天使達は1人残らず消え去った。
ソルは大剣を仕舞い、ガッツポーズをした。
ミントは杖を仕舞った後、手のひらを胸に当て、胸をなで下ろした。
ミナツは無表情で銃をクルクルと回しながら仕舞った。
ルミカは双剣を仕舞った後、腰に手を当て、ふんっ、とそっぽを向いた。
魔王が高笑いを重要とするのと同じくらい、勇者にとって敵に勝った後のポーズとは大切なものなのである。
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