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「さぁ、美童クン、エスコートよろしくね♪」
「はい!お任せ下さい♪」
やっぱり最初は彼女の希望を…
「和子さん、何処に行きたいですか?」
「どこでもいいわよ、美童クンに任せるわ」
うっ…
そうきたか……
…ならば!
─────────────
はぁ…
気合い入れすぎて……
見事空回り。
ゲーセンではUFOキャッチャー失敗するし、ショッピングではコードに引っ掛かってこけるし もー最悪(>_<)
ええい!清四郎のお姉さんだと意識し過ぎたんだ!普通にいこう、普通に!ちょうどお昼時だし!名誉挽回だ!
「和子さん、お腹空いてませんか?」
「そうね、そろそろお昼時だし空いてきたわ」
「何か食べたいものありますか?」
「行きたい店があるわ。そこへ行きましょう?お財布と相談はしなくていいから」
和子さんが行く店……
フランス料理とかイタリア料理とかの店かなぁ♪
ならばボクに、お任せを♪
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┌─┬─┬─┐
│ 寿 司 │
└─┴─┴─┘
Σ( ̄□ ̄;)
こっ…これは…
まさかの和食で……?
「此処よ。ネタが新鮮で美味しいのよ♪さ、入りましょ?」
「はい…」
ガラガラ~
「へいっ!らっしゃい!」
ぅわっ!どうしよ…
メニューも値札もない(泣)
普通の彼女と寿司屋行くときは回転寿司ばかりで、こんな高そうな店入ったことないのに…
「私はいつもと同じのを」
「へいっ!」
「美童クンはどうする?」
あぁもう!どうすればいいんだよ!和子さんも教えてくれればいいのに!
「と…とりあえず、付けるものがないとね…醤油ください!(汗)」
か、回転寿司でもネタとる前に用意するよね…?(汗)
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