始まり

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「マリアがもう着いたわ」 そのリナリ-の一言にいろんな意味でしんとなる。 「神崎か…」 「神崎だなんて…」 「いくらなんでもスパイがかわいそうだろ…」 「余裕があるとなぶるからなあ…神崎は」 まあいっか、と教団内は観戦に専念することにした。 門の上に人影が見える…長いスカートの裾をなびかせた茶色の髪の少女… 「お一人かしら?それでは私は卑怯者にはならないわよね?」 .
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