序章

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閻魔大王は、魂達の事が書いてある帳簿を見ながら 天国か地獄かを分ける 閻「天国、君も天国、君は転生」 帳簿をパラパラとめくりながら裁いてく もう何時間こうして同じ作業を繰り返しているだろうか 手も口も少しずつだが疲れてくる 簡単そうに見えて結構大変だ 閻「ハァ…疲れた」 そう呟いて机に顔を伏せる 鬼「あともう少しで寝れますから」 返事をするのは閻魔大王のたった一人の部下、鬼である 閻「もう明日にしないか?」 鬼「明日しんどくなるでしょ、ホラ早くやる」 閻「ハイハイ…」 だるそうな返事をすると、仕方なく顔を上げ また仕事を始めた
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