プロローグ

1/1
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ

プロローグ

冬は、嫌いだ。 寒いのに応える様に、街は輝きを増す。 その輝きに応える様に、人々も浮き足立っている。 人々が浮き足立っているせいか、街は慌ただしい雰囲気に包まれている。 そんなありふれている事が楽しいはずなのに、俺は冬が嫌いだ。 …何故そんなに冬が嫌いなのかって? それは―――。
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!