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竜舞は恵の飯を食べ終わり、庭で精神統一をしていた。
恵は竜舞に食べてもらって喜んだらしい。
竜舞はある事のみ頭に巡らしていた。
久光に勝つ方法をと。
あの歩法術と抜刀術だけでは勝てない。
ならば次に戦うまてに進化または新たな技をと。
ただ速さをあげるだけではダメだと。
「強くなってやるよ。
久光と戦う前にな」
竜舞は告げる。
竜舞は精神統一を続けた。
竜舞に近付くあやしきものがいた。
その手には刀が握られていた。
竜舞は目を閉じたままそのものを気にしないふりをした。
竜舞の背後にそのものが立ち、刀を振り下ろす。
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