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祐喜
「いて!!…おいぃ!!この人こんなビジュアル台なしな能力でいいの!?」(雅彦に捕まり顔舐められてます)
咲羽
「だよなー(笑)…なぁ…オレ達はともかく、雪代には『いらねぇ』とか言わないでやってくれよ」
祐喜
「え…?」
咲羽
「あいつは『獣基』の血が濃くてさ、その分覚醒したのも早くて…」
雅彦
「幼き頃からまぁこんな感じで鼻血を…」
雪代(幼稚園時代)
「この絵はすてきな『わがきみ』」
咲羽
「たとえ運動会でも気を抜かず」
雪代(初等部時代)
「わがきみのために強くなるの…」(かけっこ中)
雅彦
「文化祭の桃太郎では興奮で鼻血を」
雪代(中等部時代)
「わがきみ…」
咲羽
「という感じであいつはずっとお前一筋で待ってたんだぜ?」
雅彦
「健気ですねー」
祐喜
「この回想で分かるのは彼女の血の気の多さだけだな…。でも会ってたったの1日だけど…彼女がオレの事大事に思ってくれてんのはすごくよくわかる…でもイヤなんだ…『部下』とか『義務』みたいに…一方的に守ってもらうのは…。オレが本当にほしいのは…『友達』だから!今まではずっとこの体質のせいで傷つけてばっかだったけど…でもっ…この体質が治せるっていうなら…『一緒に頑張ってくれる友達』がほしい…『大丈夫だよ』って言って笑ってくれる友達…」
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