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「何だ!?」
「とにかく行ってみるしかないぜ!」
言うが早いか大輔は駆け出す。
それをタケルとヒカリが追う。
「なっ!何だこれ!?」
「酷い。」
「一体誰がこんな事したのかしら?」
爆発のあった場所に着くとそこには隕石が落ちたような跡があった。
「とにかくお兄ちゃん達に知らせないと。」
ヒカリはDターミナルで太一達にメールを送った。
「これが意図的じゃ無きゃ良いんだけど。この感じは意図的に誰かがやったとしか考えられないか。」
『おい!大輔!あそこに誰かいる!』
「犯人かもしんねぇ!行くぞブイモン!」
「待って大輔くん!」
ブイモンが指差した方にある少し小高い丘に人影が見えた。すかさず行こうとする大輔をヒカリが引き留める。
「どうしたのヒカリちゃん。」
「あの人のパートナーデジモンが何なのか分からない!こんな穴を開けられるんだからもしかしたら完全体以上かも。」
「な!完全体以上かも?じゃあエクスブイモンじゃ敵わねぇのか!」
『あっ!居なくなってるよ!』
『本当だ!どうなってんだ?』
『とにかく見失ったわね。』
「今日は帰って兄さん達に報告しよう。」
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