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デジタルワールドから帰ってきた大輔達は早速、光子郎の家で会議をおこなった。
メンバーは太一、ヤマト、光子郎、空、大輔、タケル、ヒカリである。
丈は大学の講義。ミミはまだアメリカ。京は家の手伝い。伊織は部活。賢は塾。
「それでヒカリ。一体何があったんだ?」
「それが・・・・・・。」
ヒカリは太一達にデジタルワールドであったことをなるべく細かく話した。
「そんな事があったのか。」
「問題はどうやってその穴を開けたかですね。」
「どうしてそれが問題なんすか?」
「簡単なことです。そんな大きな穴を開けられるのは完全体以上です。野生ならまだ分かりますが近くにパートナーらしき人がいたなら話は別です。僕達の他にも紋章を使える選ばれし子供がいることになりますから。」
「なるほど。紋章があるとすればその紋章が何の紋章かも気になるな。」
「ヤマトの言う通りね。もしまたデジタルワールドの何処かが破壊されるようなときは私たち何も出来ないのね。」
「ヒカリ達に頼るしかねぇのか。」
「でも私たちももうジョグレス進化は出来ないから…。」
「え?聞いてないぞ。そんなこと。」
「ゴメンね。お兄ちゃん。もうデジタルワールドが平和になったから話さなくても良いと思って。」
「それは良いんだ。でも何でジョグレス出来なくなったんだ?」
「ジョグレス進化をするためにテイルモンのホーリーリングの力を使ってたの。でもデジタルワールドが平和になったからってゲンナイさんがベリアルヴァンデモンとの戦いの後でテイルモンに返してくれたから。」
「じゃあ何でアーマゲモンとの戦いでは進化できたんだ?」
「あの時はエンジェウーモンの光の力が強まってたからだと思う。」
「なるほど。とにかくなるべく早いうちにゲンナイさんのところに行きましょう。」
翌日にゲンナイのところに行くことになりこの日の会議は終わった。
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