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―翌日
昨日の会議の事を皆に伝え、今日は光子郎の家からデジタルワールドに行くことになった。
メンバーは太一、光子郎、大輔、タケル、ヒカリの5人。
「それでは大輔くん。お願いします。」
「はい。デジタルゲートオープン!選ばれし子供たち出動!」
デジタルワールドに到着した大輔達はまず事件があった始まりの街へ行き、そこからゲンナイのいるサーバ大陸まで向かった。
と言ってもファイル島からサーバ大陸まで距離がかなりあるのでゲートを一度出てからだが。
「太一先輩。ゲンナイさんの家ってどこにあるんすか?」
「そっか。大輔は来たことなかったんだったな。俺は説明下手だから、光子郎!後は頼む。」
「はい。それではこっちです。」
「ところでゲンナイさんの家ってどんな感じなんですか?」
「なんと言うか…不思議な感じって言うのが一番しっくりきますね。」
「ふーん。」
「あっ!見えてきたよ!」
「見えてきたって…。ヒカリちゃん。どこに有るの?」
「あの湖だよ。」
眼に見えて困惑してる大輔。
ちなみにブイモンも同じような状態である。
「まぁ見てたらわかるよ。大輔くん。」
「タケルの言う通りだ。最初はビックリするけど大丈夫だ!」
太一達が湖に近づくと湖が勝手に左右に別れていく。
「『なっ!何だ?』」
【待っていたよ。選ばれし子供たち。さあ入ってくれ。】
ゲンナイの指示に従い足を踏み入れる大輔達。
早速あったことを話そうとするがゲンナイにはすでに分かっていた。
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