第1章 崩れ去った『日常』

11/37
前へ
/330ページ
次へ
加山一尉と大神二尉がアラートハンガーに走る。 俺たちは一瞬遅れてしまったが、あとに続いた。 「綾瀬は3番!北村は4番のハンガーだ!」 大神二尉に言われた通りに3番のアラートハンガーに向かった。 アラートハンガーでは、整備員たちが発進準備を行っていた。 「綾瀬三尉ですね?こちらに!」 俺は整備員の1人が持ってきたヘルメットを被り、今日から愛機となるF-15Jのコックピットに乗り込んだ。
/330ページ

最初のコメントを投稿しよう!

118人が本棚に入れています
本棚に追加